海外旅行は一人が絶対おすすめな6つの理由

一人旅でヨーロッパの田舎

海外旅行はよく行かれますか?一人旅をしたことはありますか?

今回は、「海外で一人旅をしたことがないけどやってみたい!」という方の後押しをするための記事を書いてみました。

私の場合は10年ほど前から海外一人旅を始め、その魅力にとりつかれたバックパッカーなので良い所も悪い所も身にしみているつもりです。そんな私の経験と、本サイトを運営している仲間たちの意見をまとめて書きましたので、きっとあなたの背中を後押ししてくれる記事になっていると思います。是非最後まで、じっくりと読んでいただきたいです。

魅力

知らない場所、誰も知っている人がいない場所、文化が違う場所で一人で旅をすることは想像してみてると怖いかもしれません。でも実践してみると、想像とは全く違った側面が見えるのはよくあることです。では、どんな魅力があるのでしょうか?

全ての問題は能動的に解決

一人旅で空港

地下鉄の乗り方、レストランでチップを渡す必要があるのか、冷えピタはどこで買えるのかなど分からないことだらけなのが海外です。そんな時はネットで調べるのも良し、現地の人に尋ねるのも良し、でも問題解決には自分で能動的に行動しなければいけません。

周りの友人が助けてくれた日本とは違い、一人ぼっちになれる海外。一つ解決するごとに現地への理解が深まります。

一から始める交友関係

一人旅でチェコ

勿論一人の時間も良いものですが、誰かと一緒に分かち合う時間も良いものです。普段日本にいると既存の友人がいるので、そうそう新しい人間関係を構築する機会はないと思います。それに新しい人と関わるのはエネルギーも必要ですし・・・。

でも、そう言ってられないのが一人旅。半ば強制的に新しい人間関係を築くのは疲れるかもしれませんが、一生の友人が手に入る可能性だってあります。

例えばホステルなどに滞在すると、同じような一人旅の人間が多いのでハードルは低めかもしれません。

実際私自身も、そういった旅の出会いからお付き合いをしたことや、親友と呼べるまでの友人を持つことが何度もありました。交友関係は自分の世界を押し拡げてくれるもの、海外旅行をきっかけに拡げてみましょう。

自分だけの時間を大切に

一人旅でご飯

自然と自分だけの時間ができるのが、一人旅です。日本にいると、普段は誰かと一緒に何かすることがほとんどだと思います。それはそれで良いですが、自分だけで行動し、自分を見つめる時間というものはそれだけで価値があります。

一人旅は半ば強制的にそういった時間を、私達に与えてくれます。新しい自分を発見したり、過去の自分を見つけたりするのには絶好の機会となるはずです。

不便さ

一人で海外を旅行するのは楽しい反面、普段なら気にならないことも大変だったりします。正直、回数をこなすことで慣れてしまうものなので長期的な問題とはなりません。でも初めての場合は、以下を意識しておくと少し楽に旅行できるかもしれません。

荷物の管理

一人旅で駅

誰かと一緒に旅行していると、トイレに行きたい時や飲み物を売店で買いたい時などちょっとした瞬間に「荷物見てて!」ができます。でも、一人旅だとそうはいきません。

別にちょっと目を離すと必ず荷物を奪われるという訳ではありません。でも万が一そうなった場合、勝手が違う海外の警察にお世話になるのは面倒ですし、パスポートを奪われたら最悪旅行ができなくなってしまいます。

なので、荷物は小分けにしないで、できるだけ重めのバッグやケースにまとめると良いです。

レストランで外食

一人旅でレストラン

なぜ不便なのでしょうか?

日本だとサイゼリヤや大戸屋、焼肉屋などに一人で行くのは珍しくありません。しかし海外だとレストランは基本「誰かと行く場所」と認識されている傾向があります(勿論常にそうではありませんが、体感です)。特に観光名所周辺のレストランだと、どうしても目立ちます。

しかし、一人でレストランに行くことが悪いのではなく、ちょっと浮くというだけなので、正直気持ちの持ちようです。そもそも一人旅をしているのだから、一人で外食は当たり前です。恥ずかしながら私は最初の頃、一人でレストランで食べるのが恥ずかしくて、テイクアウトやホステルで料理しようとしていました。

一人レストランの時は、堂々と振る舞いましょう。これだけです。

待ち時間

一人旅でデメル

有名な観光スポットは、どうしても入場までに待ち時間が掛かり、手持ち無沙汰になりがち。本を読んだり、音楽を聞いたり、待ち時間を潰す方法を用意しておくと良いかもしれません。

 

それでも一人旅はサイコー

一人旅でウィーン

海外を長らく一人でほっつき歩いてきた私ですが、嫌な思い出というものは冗談抜きに一切ないです。というか、旅のアクシデントや不幸はなぜか、笑って語れる面白ストーリーと最終的になるから、ないと言った方が正確かもしれません。

ここで、とある国で長距離バスに乗って、ある都市から別都市に移動した際の話をちょっとしたいと思います。

旅程の序盤を終え、次の目的地へ向かうべく昼過ぎにバスに乗り込んだ私。予想外の快適さに驚きつつ、バス時間を6時間程楽しみました。そろそろかなと思いGPSを見ると、目的地である街の郊外にもういるよう。荷物をまとめ待機していると、「***到着!」とバスのアナウンスが・・・念の為地図を見せてバスドライバーに確認した後にいざ降車。

?!・・・道は真っ暗、高速道路のまっただなか。一緒に降車した人もいない。「ここどこ?!」という心の声とともに、ちょっとパニクる。するとバスから荷物を受け取って車に詰め込んでいる年配のおじさんを発見。身振り手振りで街中に行きたいことを伝えると、どうやら乗ってけと言っているらしい。目的の街がとても小さかったのもあるが、正直不安しかない。予想外の展開に戸惑ったが、どうみても周辺に人の気配がない。用心のためポケットナイフをバックパックから取り出し、左ポケットにいれて乗車。結局終始良い人で、地酒を運転しながら振る舞ってくれました。

ここで「ふぅ。」と一息。

束の間の一息でした。この街でCouch Surfingのホストと待ち合わせをし、家に行くまでは良かったものの、このホストがひどい。なんでもかんでもお金を取ろうとするし、家族は「なんで知らない外国人を泊めてるの?」みたいな会話をしているし、とにかく居心地が悪かった。終いには、「次の街へ行くバスは3日後じゃないとないよ?」というホスト。不思議に思って観光先で知り合った他の現地人に確認してもらうと、そんなことはない。普通に毎日バスがでているとのこと・・・。結局、この新しい知り合いと仲良くなり、次の街まで連れて行ってくれることに。ありがたや、有り難や。

とまあ、実際にこの状況にいる時はかなり大変でしたが、今となっては武勇伝です。因みにこの後、その国で大規模デモが発生し、他の都市で足止めを数日食らったのはおまけです。

ちょっと脱線してしまいましたが、この時の旅でも友人もでき、貴重な体験も色々できとても良い一人旅だったのは間違いありません。そしてこういった体験が積み重なり、大抵のことでは動じない今の自分があることを誇りに思います。

あなたもきっと一人旅を通して、今の自分をレベルアップできるはずです。最初の一回目は勿論不安でいっぱいだと思いますが、クレジットカードとパスポートが、そしてスマホがあれば大抵どうにかなるのも海外の事実です。是非、初めの一歩を踏み出してみましょう。

道中の友人作りが気になる人は、こちらも読んでみて下さい。

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