海外でのバッグ/リュック防犯テクニック

海外の電車でバックと一緒に寝る

海外旅行に行くとき、みんなが口を揃えて言うのは「スられたくない!」です。何度も海外に行ったことがある人は、それなりに防犯対策がしっかりできている人が多いですが、中には何度もバックやリュックに入っている所持品を盗まれている場合もあるみたいです(いい加減学べよ・・・というのはさておき)。

私は海外在住歴も長く、バックパッカーも長くしていますが、今まで所持品を盗まれたことは一度もありません。ラッキーだけなのかはわかりませんが、日頃心がけていることや私見をこの場を借りて、色々話せればなと思います。

海外旅行にショルダーバックで防犯は・・凶

そもそも論ですが、ショルダーバックはアジア系、特に日本人に多い印象です。ショルダーバックの問題は大きく3つ。正直、ショルダーバックを持ち歩きするメリットはほぼゼロだと思うので、ショルダーバックしか持っていないという人以外は、防犯対策の意味でもやめておきましょう。

  • とにかく目立つ。観光客または現地慣れしてなのが一発でバレる
  • 容量が少ない
  • ひったくられやすい

バック/リュックで防犯対策が吉

海外のカフェでバックを防犯

バックとリュックは、同義ですので、ここからはバックに統一します。

バックは観光している際に大活躍。飲み物に、スーパーでのふとした買い物、お土産なんかも入ります。さらにお財布やパスポート、ジャケットに折りたたみ傘、両手も塞がらないしと、海外旅行はバックの一択だと私は思います。

では、バックで海外旅行中の防犯はどんなことができるか?あまり色々対策をしても面倒になるはずなので、ここでは激選したものだけを紹介します。

しっかりとした生地のバックを選ぶ

バックは、丈夫なものを選びましょう。刃物でバック下部を裂かれにくくするためです。

ただし、一言で「丈夫」と言っても材質だけではなく、生地の編み方も重要です。こればかりは詳しくないとどうしようもないので、ロッククライミング向けのバックなどを選ぶと良いかもしれません。あとはやはり、店員さんに聞く方法が良いでしょう。

ダラッとバックを背負わない

バックはしっかりと、ショルダーハーネスを適切な長さにして背負いましょう。これによる利点は2つあります。

  1. 日本人はダラッと背負うのをお洒落とすることもありますが、海外ではそんなお洒落はありません
  2. 誰かがバックを触ると背中を通して感じるので、防犯対策になる

貴重品は手が届きにくい場所へ

これ、意外と大事です。例えば、バックのメインスペースの中にある内ポケットに入れたり、バックの一番底に入れたりすると良いでしょう。私のバックはメインスペース内に、裁縫でジップ付きポケットを縫い付けてあります。

要は、面倒な取りにくい部分に貴重品を入れることで、万が一バックに手を突っ込まれても奪われにくくしようというのが目的です。

不要な開口部をロックする

大きなバック(バックパック)などだと、バック下部にも開口部があったりします。そういう時は、小さな錠前やプラスチックバンドでジッパー部分をロックしてしまいましょう。

レインカバーを被せる?

レインカバーを被せて防犯というのは、意外とよく聞きますが・・・正直、物を取り出さなきゃいけない時に毎回外してまた被せるのはかなりの手間ですし、目立ちます。

レインカバーを購入するお金(通常3、4千円)があったら、その分を上乗せして丈夫なバックを選びましょう。

スリ対策のグッズはどうなのか

ズボンのポケットに財布

よくお腹に薄い透明バックを入れたり、首から掛けるポーチなどがスリ対策のグッズとして聞きますね。でもお腹にバックなんて面倒だし、首掛けは目立つし・・・。そんなわけで、私がスリ対策として行っているのは、上記に記述したものが全てです。

ペッパースプレなんかは、襲われた時ように小さいのをポケットに入れておくとよいかもしれません。気持ち楽になります。ただ、飛行機内等への持ち込みは不可なので気をつけて下さい。

海外旅行における女性の防犯対策について

プラハの広場への道

海外でやはり一番よく現地人に言われるのは、とにかく「怪しい/薄暗い道を通らない!」だと思います。代表的な海外旅行先のパリなども結構、夜間は避けたほうが良い通りがいたるところにあったりします。実際私の女友達も、夜中以降はタクシーを極力使ったり、とにかく人の多い大通りを通って帰宅するのが当前です。後たまに聞くのは、以下の2つです。

  • 防犯ブザーを持ち歩く
  • 催涙スプレーをバックに入れる

個人的に海外旅行向けだと思うリュック/バッグ

完全な私見ですが、元々バックパックが好きなのもあり色々なバックを使って来ました。いくつかおすすめを紹介するので、参考にして下さい。あくまでデイパックの紹介です。

海外旅行における防犯のまとめ

プラハの小道を行くバックパッカー

「意外と防犯対策が少ないな」と思われた方もいるかと思います。実際少ないです。というか、現地人がそんな色々気をつけながら毎日生活してるわけもなく、それは旅行者も同じはずです。違うのは、何がOKで何が駄目なのか知っているか知らないかぐらいではないでしょうか?

事前に現地について軽いリサーチをするのは当たり前として、それ以外の部分で大切だと思うものを今回は書いてみました。そして基本はやはり、気構えだと思います。バックを席においてトイレに行かない、パンツの後ろポケットに物は入れない、バックはしっかり両腕に通してダラダラ背負わない、満員バスではバックを足元に置いたりお腹側に持ってくるなど。それ以外の部分では、上述したようなテクニックぐらいです。
せっかくの海外旅行、色々な体験をして、現地を満喫して下さい。また何か質問があれば、気軽に聞いていただければ嬉しいです。

他にもある人気投稿
マムート トリオンスパイン50のピッケルキャリング
ミニマリストなテック・ガジェット
Micchi700
マムートのトリオン スパイン50を厳しくレビュー

トリオン スパイン50本来の使用用途はアルパインやクライミングだという事を理解した上で、読んで下さい。このレビューではあくまで、「バックパッカーが50L程度のバックを探している」という方の視点から書きました。 バックパッ

ヨーロッパ格安一人旅でアテネのパルテノン神殿
一人旅バックパッカーの旅行記
Yoshish
格安の海外一人旅に外せない9カ国 – ヨーロッパ編

一人旅を好むのには、それぞれ理由があると思います。中でも、「できるだけ費用を安くしつつ、ヨーロッパ旅行を満喫したい!」という方は必見です。ヨーロッパはほぼ旅行しつくした私が、いくつかの国を選び、この場でご紹介します。 な

パスワード管理ツールは無料のBitwardenが最強
ミニマリストなテック・ガジェット
Kumpei.Y
パスワード管理ツールは無料のBitwardenが最強

Bitwardenを使い始めて数年が立ちますが、とっても使いやすくて重宝しています。私の場合はMac OSとBraveというブラウザ、後Androidスマホ上で使用しています。アプリと拡張機能が色々な形で提供されているの

一人旅でヨーロッパの田舎
一人旅バックパッカーの旅行記
Micchi700
海外旅行は一人が絶対おすすめな6つの理由

海外旅行はよく行かれますか?一人旅をしたことはありますか? 今回は、「海外で一人旅をしたことがないけどやってみたい!」という方の後押しをするための記事を書いてみました。 私の場合は10年ほど前から海外一人旅を始め、その魅

ドロミテ54 High FGの靴(1)
ミニマリストなテック・ガジェット
Micchi700
ドロミテ(Dolomite)54の靴は街でも山でもバッチリ決まる

このページを覗きに来たのなら、きっとドロミテ(Dolimite)の靴に既に興味をお持ちかと思います。ただ難しいのが・・・日本国内だとなかなか手に入らないってことです。レビューを読んだ所で、実際に試し履きできないのでは購入

ブダペストの橋
一人旅バックパッカーの旅行記
Kumpei.Y
ハンガリーのブダペストはヨーロッパ旅行の穴場

ヨーロッパに旅行するならどこがいいのか?永遠のテーマとも言えますが、私は間違いなくブダペストと答えます。ざっくり理由を書くとこんな感じです。 とにかく物価が安い 観光名所が盛りだくさん エゲル等の他都市やバラトン湖に簡単