結論から言います・・・海外旅行におすすめのSIMカードなんてものはないです。
というか日本でSIMを事前に手配して、海外旅行に行くことのメリットが一切思いつきません。(ただし例外として、短期で頻繁に海外と日本を行き来する方は、日本でSIMを手配するという方法が便利だと思います。)
にも関わらず、国内の広告やサイトを見ているとよく、「しっかり安全の日本製」、「24時間サポートで海外でも安心」などといった文言で販売されてるSIMカードを良く見ます。でも日本製じゃなくてもインターネットは生活の基盤ですので、どこの国でもSIMカードはしっかりしていますし、現地サポートの方が的確で早いです。というか海外のネットワークは、日本の会社は管理していませんし、彼らには詳しい所まで知る良しもありません。
よって問題が発生した場合、「あれとかこれとか試してみてください。駄目なら現地の携帯会社で聞いてみて下さい。」となるのが落ちです。
更に、日本SIMの海外サービスの料金の高さ・・・ほんとボッタクリです。現地SIMなら、手数料込みで3GB/200分通話(1ヶ月分)で400円というがザラにあります。
ということで、海外旅行先では現地SIMを一押しする本記事ですが、実際の所はどうなのか?早速一緒に確認していきましょう。
SIMカードは現地購入が断然オススメ

念押ししますが、日本からポケットWi-Fiを持っていく、海外定額パケットを利用するといった方法はオススメしません。理由は大まかに、以下のようになります。
- 海外の現地SIMは断然安い
- 現地でのSIM購入はパスポートだけで一瞬
- 日本SIMの電波カバー地域の広さは当然、現地SIMには敵わない
- 海外のカフェは大体Wi-Fiがあるので、パソコン使用時に支障なし
- 配車アプリなど利用の際は、現地の電話番号(SMS受信用)が必要
理由は他にも色々ありますが、やはり海外の現地SIMは値段の安さ、問題発生時の対応の速さ、電波カバー地域の広さ、SIMカード購入の手軽さが圧倒的です。
勿論、全ての海外旅行先で同じことが言えるとは、言い切れません。しかし個人的に海外に超頻繁に行く身としては、現地SIMカードでインターネット利用が当然だと思っています。
また、「英語が話せない」、「英語で会話できるか心配」という方もいるかもしれません。とは言っても今の時代Google翻訳などの翻訳アプリがありますし、現地携帯キャリアのスタッフは観光客への対応に慣れています。つまり、言語が通じなくても現地SIMは簡単に手に入れられるのです。
周波数帯とSIMロックという妄想の足枷

海外旅行に慣れていない方にとっては、非常に気になる点ではないでしょうか?現状を一緒に確認していきましょう。
SIMロック
まず、海外のSIMカードを利用する前提として、SIMフリーのスマホを所有している必要があります。仮にSIMロックされているスマホをお使いだとしても、どこの携帯会社もオンラインからなら無料でできますので、ロック解除をしましょう。
周波数帯
次によく話題にあがるのは周波数帯です。「周波数帯が合わないとSIMカードが使えないので、日本で事前にポケットWi-Fiをレンタルしましょう。」なんて文言を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
これは正直、そんなに気にする必要はありません。確かに周波数が合わなくて、現地SIMが使えないというケースはありえます。ですが、かなりレアです、というか激レアです。そして、海外の携帯キャリアは勿論一つではないので、複数社のどれかは使えるはずです。
どーしても不安な場合は事前に、ご自身のスマホが現地周波数帯に対応しているか確認してみましょう。また長期の旅行を考えている方は、海外製のスマホを1つ購入されるのも手です。例えばMotorola、Google Phoneなど。と言っても今の時代、ほとんどが海外製ですね。
デュアルSIMじゃないと海外で使えない・・・わけがない!
さて、日本で発売されるスマホではデュアルSIMに対応していないものがありますね。でも海外製だと基本搭載されています。
よく「海外旅行ではデュアルSIM」みたいな事が言われますが、そんなことありません。SIMが一つしかなくても大丈夫です。ただ、SIMを差し替えるという一手間が増えるだけです。
実際に海外旅行先でSIMカードを購入する際の流れ
海外でSIMカード購入時に必要なものや、気をつける点をまとめてみました。
渡航前の事前準備

必要なものは2つだけです。
- SIMフリーのスマホ
購入時に既にSIMフリー状態であれば、何もする必要はありません。日本の携帯キャリアから購入したためSIMロックがかかっている場合は、各公式サイトからオンラインを通して無料でロック解除ができますので、渡航前に済ませましょう。 - SIMカード取り出し用のピン
このピンは、スマホ購入時に付属しています。そして、もし無くしてしまっていても大丈夫です。通常、書類留めとして使われるゼムクリップで代用できます。
現地購入時に必要なもの
- パスポート
- 滞在先住所(通常は不要)
この2つは、海外旅行時には常に携帯、控えているものだと思いますので問題ないかと思います。 - 現金、またはクレジットカード
海外で旅行者が購入できるSIMカードは、大抵がプリペイドとなっていますので、SIM購入と同時にチャージするのが主流となっています。
購入場所
海外では、きちんとした携帯キャリアショップでなくても、小さなお店(キオスク)、代理店など結構どこでも購入できます。

ただし、空港では割高なところが多いので気をつけて下さい。一方、空港で購入するメリットとしては英語が間違いなく通じる点。仮にあなたが英語を話せなくても、海外旅行客に店員が慣れているから、スムーズな手続きが行えるという点です。
SIMカードの種類

これには3つあります。大きい順に、標準(Standard) SIM、ナノ(nano) SIM、マイクロ(micro) SIMとなっています。事前にご自身のSIMサイズは確認しておきましょう。
SIMカードのプランについて

これはご自身で決めていただいて大丈夫かと思います。
ただし、現地の配車アプリ等の登録は大抵、SMSでのアカウント承認をする事、現地のホステル等に電話したりする必要があるかもしれない事、などを考慮するのを忘れないで下さい。個人的経験では、SMS受信とインターネット利用ができるパッケージで事足りると思います。
また蛇足になりますが、国によっては銀行口座がパスポート一つでできる場所もあります。海外銀行オンラインバンキングは通常、現地電話番号にSMSで暗証番号を使用時に送信することでセキュリティを高めています。よって、現地で銀行口座を開くことを考えている場合は、SMS受信は必須となります。
購入後の注意点

「購入したし、これで終わり!」ではありません。海外旅行中ずっとお世話になるSIMカード、しっかりと下記の点をチェックしておきましょう。
SIMカードを挿入した後
これは携帯キャリアによって異なります。SIMカードを挿入するだけで即使えるもの、挿入後に設定が必要なものが大きく分けてあります。
よって購入後は、店舗から出る前に一度きちんと使用できるのかを確認しましょう。そして上手く動作せず、「初期設定が必要なのかな?」と思ったら、迷わず店員さんに聞きましょう。
追加プランを購入
通常、そこら辺のお店でSIMカードにチャージしてもらうか、専用アプリをダウンロードし、そこからチャージすることが多いです。
よって、念の為にお金のチャージの仕方は店員さんに確認しておきましょう。最悪、該当携帯キャリアのショップに行けば、そこでのチャージも勿論可能です。
海外旅行時おすすめSIMカードのまとめ

海外旅行先で現地SIMカードが使えると、お得感が半端ありません。また旅行後も番号をキープすると、色々と便利なこともあります。
一方で、言語で困ってしまうこともあるかもしれません。しかし、こんな問題は一度直面してしまえば、後はラクラクです。
「現地でSIMカードを購入するのはハードルが高いな」と感じている方もいるかもしれませんが、その価値は十二分だと自信をもっておすすめします。せっかく海外旅行に出掛けるなら、本記事をもとに是非チャレンジしてみて下さい。次回の海外旅行がもっと楽しく、かつ快適になるはずです。
他にも海外旅行の準備は色々ありますので、是非読んでみて下さい。